2024年9月21日(土)。つながる機会の限られている子どもたちに、サッカーを通じた新たな仲間との“つながるよろこび”を届ける「キリンフレンドチャレンジカップ」の第二弾を栃木県那須烏山市の境小学校で開催しました。当日は、境小学校と東京都狛江市の子どもたち44名が、サッカーの力で新しい友だちとのつながりや絆を深めました。
今回は、「日本サッカーを応援する自治体連盟※」加盟の全国435市区町村の中から、少子高齢化が進む那須烏山市の中でも全校生徒51人の境小学校に、全国で2番目に小さな市である東京都狛江市の子どもたちを招いて開催しました。
※サッカーを通じた地域の活性化や自治体間の交流と連携強化を目的とする団体
当日の朝、狛江市の子どもたち22名を乗せたバスが境小学校に向け出発。数時間の移動後、境小学校に到着したみんなは、体育館でいよいよ初対面!ゲストの元サッカー日本代表 松井大輔さん、元なでしこジャパン 岩渕真奈さんの登場に会場も大盛り上がり。最初はドキドキだった子どもたちも、ゲストを交えてサッカー日本代表カレーを食べ、緊張もほぐれてきた様子。
昼食後は校庭に移動し、いよいよ”サッカーの時間”。やはり”サッカーの力”はすごい!約半数がサッカー未経験者ながら、サッカーがはじまるや、子どもたちの緊張も一気に吹き飛び、みんながとびきりの笑顔に。シュートを決めると「ナイスシュート!」と満面の笑みでハイタッチしていました。
その後、教室に移動し、つながりや仲間の大切さをテーマに”トークの時間”。ゲストの岩渕さんからは「みんなで目標を叶えるために、一緒に練習したり、お互いを高めあい成長できる大切な仲間がいた。ケガで休んでいるときも、『待ってるよ』と声をかけてもらって嬉しかった」と仲間の大切さを語ってくれました。子どもたちも「友だちに言われて嬉しかった言葉」や「思い出に残ったこと」について楽しげに披露し、サッカーの時間とはひとあじ違う形で交流をしていました。
そして最後のプログラム”製作の時間”。「また遊ぼうね」「今日は来てくれてありがとう!」など、お互いの記念ノートにメッセージを交換しあったり、フラッグに寄せ書きしたりして、今日できた新しい友だちとの絆をさらに深めている姿が印象的でした。
楽しかった1日もあっという間に過ぎ、いよいよお別れのとき…境小学校の子どもたちがバスを見送るときには「また絶対に会おうね!」「今度は狛江にもきてね!」と再会を約束。握手したり、バスが見えなくなるまで手を振り続ける姿は、1日で育まれた強い絆をジーンと感じられる一幕になりました。
キリンは、これからもサッカーを通じた新たな仲間との“つながるよろこび”を届けてまいります。
▼第1弾の記事はこちら
https://note-kirinbrewery.kirin.co.jp/n/nb3dfee55b561
ゲストの声
-
- 元サッカー日本代表
- 松井大輔さん
最初はとても緊張していた初対面の子どもたちが、一緒にサッカーをすることで、徐々に打ち解けていく様子が印象的でした。僕自身も、子どもたち・保護者・地域の皆さんと世間話やお喋りをすることでぐっと打ち解けて、友だちになれました!子どもたちが笑顔になり、友だちの輪が増える様子を見ていて、僕も人との”つながり”の大切さを改めて実感しました。最近はスポーツしづらい環境が増えていますが、サッカーを通じて、東京と栃木の子どもたちが笑顔に友だちになれるすごくいい企画でした。
-
- 元サッカー日本女子代表
- 岩渕真奈さん
初回に続き、第2弾にも参加できてすごく嬉しかったです。
東京からの移動でちょっと疲れてしまった子どもたちもいたと思いますが、サッカーの時間もトークの時間もみんな積極的にチャレンジしてくれていました。「友だちできたよ!」と笑顔で話してくれた子どもたちもいて、私自身もとても有意義なひと時でした。触れ合う機会のない子どもたちがボールひとつで繋がれる。私もまた参加したい!と改めて思える素敵な企画でした。