お客様の立場に立って
モノをつくるユニバーサルデザイン
年齢、性別、身体能力、個性などの違(ちが)いにかかわらず、お客様に優(やさ)しく、快適で、使いやすく、利用しやすい商品やサービスの提供に取り組んでいます。
ユニバーサルデザインの5つのポイントをもとに、理想のペットボトルに近づくために、"開けやすい"、"持ちやすい"、 "注ぎやすい"、 "はがしやすい"を人間工学的に研究しました。
持ちやすく注ぎやすい!
しっくりグリップ
①持つ指の側面部分を引っ掛(か)けて持ち上げられる形状、②指の関節がフィットして指を引っ掛けて注ぐことができる形状、そして③複数の指が凹(へこ)みに収まる形状、という3つの形状によりボトルサイド部を改良。
手にぴったりと合うL寸法(すんぽう)(赤色の長さ)と、ボトルを持つ部分に傾斜(けいしゃ)(緑色の角度)をつけることで手とボトルの触(ふ)れる面積を拡大。子供(こども)からお年寄りまで持ちやすく注ぎやすい、ユニバーサルデザインを実現しています。
軽いのに強い?
軽量化のヒミツとは?
ペットボトルを軽量化するときに欠かせないのが、容器を薄(うす)くすること。ペコロジー®ボトルは、薄くても波型のデコボコ形状にすることで、荷重によるボトルが変形を防止しています。またボトルの底は、半球状の凹みをつくり、薄い平板部分の強度を向上させています。
これらの構造は、朝顔の花にある曜が薄い花びらに強度を与(あた)えていることや、蝶(ちょう)の大きく薄い羽が強度を保てている翅脈という部分からヒントを得たものなのです。