レインフォレスト・アライアンス
認証取得支援
キリングループは、「キリン 午後の紅茶」のおいしさを支えるスリランカの紅茶農園が、環境に配慮し、そこで働く人々の労働環境や生活環境を向上させて継続的に茶葉を生産できるように取り組んでいます。
具体的には、持続可能な農業を推進する「レインフォレスト・アライアンス認証」を、スリランカの紅茶農園が取得するためのトレーニング費用を提供する支援をしています。
国際的な非営利団体「レインフォレスト・アライアンス」との協働プログラムです。
プロジェクト背景
ずっと保ち続けることができる
生態系の実現をめざして
自然の恵みを原料として、商品やサービスを提供しているキリングループにとって、生態系の保全は重要な課題です。原料の生産地の生態系のバランスを損なわないこと、また、その生産農園の生産体制、労働環境の向上に寄与する支援も、飲料メーカーとしては重要な取り組みであると考えています。
キリングループは、紅茶農園が自然や人権に配慮しながら継続的に紅茶葉を生産できるように、2013年から「キリン フレンドシッププロジェクト」の一環として、スリランカの紅茶農園が持続可能な農園認証制度である「レインフォレスト・アライアンス認証」を取得する支援を行っています。
従業員の生活や教育環境を
向上させる
紅茶農園の付加価値とは
国際的な認証を得た紅茶農園は、環境面や社会面できちんと配慮していることが信頼できる第三者から認められたことになり、付加価値が高まります。そしてその生産物がより選ばれるようになれば、そこで働く人々の生活環境や、子供達の教育環境の向上にもつながります。
しかし調査によって、認証取得ができるのは、比較的資金に余裕のある農園に限られていることも分かりました。このため、将来的に地域全体で農園の持続性が向上し、持続可能な原材料が自由に使用できることを目指して、意欲の高い農園に対し、認証取得の支援をしていくことにしました。
そのファーストステップとして、これまで農園に付属する学校向けに行ってきた図書寄贈活動でつながりのある紅茶農園を中心に候補先を決め、国際的な非営利団体「レインフォレスト・アライアンス」と協働で認証取得の支援を開始しています。
支援先となる紅茶農園
紅茶葉の収量や品質の向上、農園の環境保全や労働環境の改善など持続可能な紅茶農園の運営に意欲のある農園から選定しています。
レインフォレスト・
アライアンスとは
レインフォレスト・アライアンスは、1987年に地球環境保全のために熱帯雨林を維持することを目的に設立された、人と自然にとってより良い未来を創るために活動する国際的な非営利団体です。
「レインフォレスト・アライアンス認証」は、農園がサステナビリティの3本柱である「環境」、「社会」、「経済」のすべてについて、より持続可能であることを基準に照らして、独立した立場で監査し保証する国際的な認証制度です。
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