おいしさのひみつ。
「午後ティー」の愛称(あいしょう)で皆様(みなさま)に親しまれている「キリン 午後の紅茶(こうちゃ)」。
ここではそんな「キリン 午後の紅茶」のおいしさのひみつを紹介します。
午後の紅茶ができるまで
製茶工程
茎(くき)のいちばん先端(せんたん)にある芽の部分と、すぐ下にある2枚の若葉を摘み取ります。1日に18kgから20kg摘み取ります。
棚(たな)に生葉を入れ、下から温風を送って乾燥させます。ここで水分の40~50%を除き、しおれた状態にします。
手のひらと同じように機械で生葉を揉(も)んで発酵を促(うなが)します。
ローターパンという機械を使って茶葉をミンチ状にしてふるいに分けます。
温度設定した部屋の発酵棚(はっこうだな)に茶葉を広げて、自然発酵させます。
発酵を止めるために乾燥させて、水分を3~4%に減らします。
日本での製造工程
「キリン 午後の紅茶」のつくりかたは、ポットで淹(い)れる紅茶と同じ手順だよ。
01.茶葉と熱湯を入れる
抽出機(ちゅうしゅつき)
計量した茶葉、熱湯を抽出機に入れます。
02.蒸らす
かくはん・静置
かきまぜ、一定時間静置します(時間は商品によってことなります)。
03.茶がらをこす
遠心分離機(えんしんぶんりき)
抽出原液から茶がらを取り除(のぞ)きます。
04.味を整える
調合タンク
糖(とう)や香料(こうりょう)、ミルクなど、製品別に調合します。
05.完成
無菌充てん(むきんじゅうてん)
瞬間殺菌(しゅんかんさっきん)された液を滅菌(めっきん)されたペットボトルへ詰めて完成!
午後の紅茶の製造ラインを動画でも見てみよう!
バーチャル工場見学