森林の大切な役割
森林には大事な役割(やくわり)があります。酸素をつくり、水をたくわえ、洪水(こうずい)や土砂崩れ(どしゃくずれ)を防いでくれています。森を守ることは、動物や魚、そして地球を守ることにつながっています。けれども、むやみに木を切ってしまったり、行きすぎた森の開発をすることで、世界の森は1分間につきサッカーコート50面分も減っているのです。
森をつかって森を守る「FSC認証」とは?
FSC : Forest Stewardship Council®(森林管理協議会)は、木材を生みだす森と、その森から生まれた木材をつかって製品をつくる過程を「認証」する制度をつくっている国際的な機関です。森の環境を守るだけでなく、森で暮らす人々の権利を守り、経済的(けいざいてき)にも続けることができる形で生みだされている木材だけが認められます。
FSC認証の製品(FSCマークがついた製品)を選ぶ人が増えれば、森はますます守られるようになり、またそこに生きる生き物も増えていくのです。
責任を持って管理されているFSCマーク
FSCは、厳(きび)しい10のルールを守って管理されている森で生まれた木材をつかい(FM認証)、つくる途中(とちゅう)でも他の木材と混ざらないようにきちんと管理してつかわれているかチェックされた(CoC認証)ものにだけつけられます。
FSCマークのついた商品は、きちんと管理されてつくられています。