おいしさと機能はそのままに ヘルシアは花王からキリンヘ

キリンビバレッジ公式Instagramより(公開日2024年8月7日)

2003年に特定保健用食品(トクホ)茶系飲料のパイオニアとして市場を創造し、長きに渡ってお客様から愛されてきた「ヘルシア」ブランドがこの夏、花王さんからキリンビバレッジに譲渡されました。

20年以上愛されてきた「ヘルシア」の価値や信頼をキリンが受け継ぎ、大切に育てていきます。

今回は初代「ヘルシア 緑茶」の開発に携わった花王の近藤めぐみさんと、キリンビバレッジマーケティング部の増田健志による対談をお届けします。

これからも「ヘルシア」を、よろしくお願いします。

「ヘルシア」のおいしさはそのまま、花王さんからキリンへ

この夏、花王さんの茶カテキン飲料「ヘルシア」事業がキリンビバレッジへ譲渡されました。
20年以上愛されてきたブランドを、私たちがしっかり受け継ぎ守っていきます。

  • ヘルシア 緑茶
  • ヘルシア ウォーター
  • ヘルシア 緑茶 うまみ贅沢仕立て

花王×キリン インタビュー対談

写真右:
花王株式会社 ヘルス&ビューティーケア事業部門 商品事業開発センター
パーソナルヘルス商品開発部 開発マネージャー
近藤 めぐみ

写真左:
キリンビバレッジ株式会社
マーケティング部 ブランドマネージャー
増田 健志

体脂肪訴求のトクホ茶系飲料のパイオニア「ヘルシア」誕生の背景

近藤 (花王):「ヘルシア」は、ヘルスケア分野での新たな取り組みとして2000年にプロジェクトチームが結成されて始まりました。

当時まだ「メタボ」という言葉はなかったのですが、中高年男性の肥満が社会課題として取り上げられ、「生活習慣を改善して病気を予防しよう」という気運が高まっていました。そんななかで、花王の研究力で見つけた“茶カテキンの体脂肪低減効果”に着目し、緑茶の商品開発を進めることになったんです。

しかし、特定保健用食品(トクホ)の許可を取得するまでの道のりは本当に大変で・・・。調査や研究を重ねて資料を提出しても、データの不足や表現について指摘が入ってしまい、何度もトライして。その甲斐あって、2003年に「ヘルシア緑茶」が発売されると、社会的に大きな反響をいただきました。

増田(キリン):トクホ制度がまだ浸透していない時代で、花王さんとしても初めての取り組みのなか、多くの挑戦や努力を経て商品の発売に至ったのは本当にすごいことですよね。そのバトンを受け取ることの責任をひしひしと感じます。

両社に共通する、お客様への姿勢

増田(キリン):「ヘルシア」の商品をつくるうえで、とくに大切にしたことは何ですか?

近藤(花王):私たちらしく“愚直に取り組むこと”ですね。花王はこれまでも、しっかりとした研究と科学的根拠をもとにして、生活者の皆様に価値提案をしてきました。この商品も、「日本人が長年摂取してきた緑茶の成分を活用して安心感につなげよう」という想いを込めました。

増田(キリン):キリンも「お客様本位」という方針を掲げ、どうしたらお客様の健康に寄り添えるかを常に考えています。そんな想いからヘルスケア分野に力を入れているというところにも、共通する部分がありますよね。

「ヘルシア」ブランドを大切に育てていく

増田(キリン):今回の事業譲渡のお話を聞いたとき、花王さんはどんな思いでいらっしゃるのか正直気になったんです。でも近藤さんをはじめ、皆さんとても前向きな印象で「ヘルシアはキリンになっても大丈夫なんだよ、という安心感をお客様に伝えたいんです」と仰ってくださって。とても頼もしく感じました。

だからこそ、しっかりと引き継いで長年築き上げられた信頼を失わないようにと努めていきたい。そして、今まで以上に「ヘルシア」っていいブランドだよね、と思っていただけるように育てていけたらと思います。

近藤(花王):心強いお言葉をありがとうございます!これから新たにキリンさんのもとで羽ばたくことを楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いします。

このページを共有する

お酒に関する情報の20歳未満の方への転送および共有はご遠慮ください。