キリングループ温故知新 2024年6月編

キリングループは100年を超える歴史の中で、さまざまな環境変化を乗り越え、成長してきました。「キリングループ温故知新」では、これまで発売した商品の誕生や、取り組みについてご紹介します。

昔から今につながるものづくりへの想いと共に、これまで培ってきた知見、研究、技術を活かし、「よろこびがつなぐ世界」の実現に向けて、新たな商品やサービスを提供していきます。

1976年6月1日 小岩井乳業株式会社が設立

1976年6月1日は、小岩井乳業株式会社が設立した日。
麒麟麦酒と小岩井農牧株式会社は、5月24日に乳製品の製造と販売などをはじめとする業務提携の覚書に調印。両社の折半出資で、小岩井乳業株式会社は設立しました。
1891年、創業者の小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の頭文字を取って岩手県に開設された小岩井農場。小岩井農牧株式会社は、小岩井農場を中心とした畜産・林業を営む農場部門と、乳製品の製造・販売を行う乳製品部門を主な事業とする会社です。両社が合意した提携の内容は、「チーズ、バター、牛乳、アイスクリームなど乳製品の製造と販売を行う新会社、小岩井乳業株式会社を折半出資で設立し、新会社は小岩井農牧社の乳業事業部を引き継ぐ」というものでした。小岩井農牧社にとっては、麒麟麦酒の持っている販売・物流ルートを活用でき、麒麟麦酒としては、新規分野への参入が可能になる、両社にとってメリットのある提携でした。

写真:当時の商品群画像(写真内、「小岩井 レーズンアンドバター1本入り」、「小岩井ファームチーズ クリミティ6P」、「小岩井ファームチーズ スプレッド」は、デザイン等変更しながら現在も販売中)

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2009年6月1日 キリンビール、ドラフトギネスの販売を開始

2009年6月1日、キリンビールはドラフトギネスの販売を開始しました。

ドラフトギネスは、コーヒーと麦芽の甘味のある香りと、なめらかでクリーミィな泡が特長のプレミアムスタウトビールです。ギネスの歴史は、1759年にアーサー・ギネスが、アイルランドのセントジェームズゲート醸造所をリース契約したことから始まります。それから200年後の節目に、ドラフトギネスが誕生しました。
販売開始に先立つ2008年11月、ギネスを所有するディアジオplc(1997年にギネス社とグランドメトロポリタン社の合併で誕生)より、キリンビールはギネスの販売権を取得しました。ギネスの販売開始と同時に業務を開始したキリン・ディアジオ株式会社は、ディアジオ社所有ブランドの日本国内でのマーケティングを担う合弁会社。ディアジオ社とキリンビールの共同出資で誕生しました。(キリン・ディアジオ社は、2021年よりディアジオ社へ譲渡されました)

写真:発売当時の商品画像

2007年6月12日 メルシャン、「勝沼のあわ(白)」「穂坂のあわ(ロゼ)」発売

2007年6月12日、メルシャンが「日本のあわ」シリーズを新発売しました。

名称には、日本で造られたスパークリングワインを「あわ」と呼ぶことで、親しみを持って味わっていただきたいという思いが込められました。
このシリーズの初めての商品は、いずれも山梨県産の日本固有のぶどう品種を使った「勝沼のあわ」と「穂坂のあわ」でした。山梨県甲州市勝沼地区産の「甲州」を使用した「勝沼のあわ」は、すがすがしい柑橘系の香り、しっかりした酸味と甲州由来のやさしい苦みをもった白ワイン。「穂坂のあわ」は、山梨県韮崎市穂坂地区産の「マスカット・ベーリーA」を主体に使用した、華やかで鮮やかな色合いと甘い香り、しっかりとした旨みとほどよい酸味のあるロゼワイン。
「日本のあわ」シリーズからは、その後もリースリングを使用した「大森のあわ」や、シャルドネを使用した「新鶴のあわ」、メルローとシャルドネを使用した「長野のあわ」などが発売され、ラインナップを増やしていきました。
現在、「日本のあわ」シリーズは白とロゼに集約されています。また、最高峰スパークリングワインとして、「シャトー・メルシャン 日本のあわ トラディショナル・メソッド トリロジー」が毎年数量限定で販売されています。

写真:発売当時の商品画像

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