キリングループ温故知新 2023年5月編
キリングループは100年を超える歴史の中で、さまざまな環境変化を乗り越え、成長してきました。「キリングループ温故知新」では、これまで発売した商品の誕生や、取り組みについてご紹介します。
昔から今につながるものづくりへの想いと共に、これまで培ってきた知見、研究、技術を活かし、「よろこびがつなぐ世界」の実現に向けて、新たな商品やサービスを提供していきます。
1952年5月5日 戦後のラジオ広告開始
1952年5月5日は、キリンビールがラジオ広告を開始した日。記念すべき最初のラジオ広告は、大阪ABC放送のプロ野球公式戦「南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)対 毎日オリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)」で行われました。戦後の広告再開にあたって、キリンビールの広告三原則「うそをいわぬこと、下品にならぬこと、他の悪口はいわぬこと」を再確認しました。
2007年5月8日 「世界のKitchenから」シリーズ第1弾商品発売開始
2007年5月8日は、キリンビバレッジの「世界のKitchenから」シリーズ発売開始の日。第一弾は南イタリア・アマルフィの自家製酒「リモンチェッロ」をお手本として生まれたピール漬けハチミツレモン。「世界の家庭を訪れると、まだまだ知らない“おいしいもの”がある。」「世界の“うまい”に負けられない。」 この日から、世界の台所を訪れて見つけた、大切な家族を想う気持ちから生まれたおいしさを伝えるたくさんの商品が発売されました。
1983年5月14日 株式会社キリンシティ設立
1983年5月14日は、株式会社キリンシティが設立した日。事業開発部による「多角化基本方針」の中で、外食産業は成長性のある巨大市場であり、当社製品の販売先という面でのシナジーもあるとされました。ビアパブ事業への進出には、新しい飲用スタイルを具体的な場で提案し、ビールの総需要拡大につなげるという狙いもありました。
ビアパブ事業のモデルは、西ドイツのケーニッヒ社が経営するビアパブチェーン「ケーニッヒシティ」。生ビールのおいしさや楽しさを気軽に味わい、「憩い」「語らい」「待ち合わせ」に利用してもらえる場所を提供するという同社の理念や、伝統的ドイツ風の店内雰囲気は、キリンシティの店舗づくりの参考になりました。
会社設立の同年7月、第一号店が六本木に開店しました。
写真:キリンシティ六本木 店内の様子
2009年5月26日 「キリン ラブズ スポーツ」発売開始
2009年5月26日は、「KIRIN LOVES SPORTS(キリン ラブズ スポーツ)」発売開始の日。協和発酵バイオが開発したアルギニンとシトルリンの配合バランスを採用した、共同開発商品です。すばやくスポーツモードへと導く、NEWスタイルのスポーツドリンクを実現しました。スポーツを愛するすべての人を応援する「キリン ラブズ スポーツ」は、発売当初から555mlの大容量で展開されました。