環境
キリングループの商品は、農産物や水などの原料を加工し容器に入れてお客様にお届けしています。その過程で排出した温室効果ガスで気候変動が深刻になれば、大きな影響を受けるのは農産物と水です。自然の恵みに大きく依存した企業として、「キリングループ環境ビジョン2050」のもと、環境問題を解決し、自然と人にポジティブインパクト※を与えることを目指しています。
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※ポジティブインパクト:環境のマイナスの影響を低減し、ゼロにするだけではなく、プラスの貢献を行っていくこと。
見つけてみて!
森林を守る「森のマーク」
みなさんもきっと目にしたことがある「森のマーク」。
実はこれ、環境に配慮している証なのです。
森を守る、紙パック飲料
キリングループの紙パック飲料のパッケージにプリントされている「森のマーク」。これは環境に配慮し、森林を守ることに貢献している証。「森のマーク」が付いた紙製容器には、「FSC®認証紙」と呼ばれる紙が使われています。
「FSC認証」は、限りある森林を守り、森林資源を将来にわたって使い続けられるよう、国際的に設立された認証制度。適切に管理された認証林やその他責任をもって調達された原材料で作られた製品につけられた認証ラベルが「森のマーク」です。
キリングループの国内飲料会社全て(※)では清涼飲料もお酒も、商品に使用する紙製容器包装の100%に「FSC認証紙」を採用しています。そして、「森のマーク」が付いた商品を選ぶことは、FSCの取り組みを応援することと同じ!皆さんの選択が、森を守ることにつながっています。
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※キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社、メルシャン株式会社
「FSC認証紙」とは?
世界的に深刻な森林破壊。世界中で2.2秒ごとに、サッカー場一面分の森林が減少しているといわれています(※)。こうした危機的状況を背景に生まれたのが「FSC認証」であり、認証を受けた紙製品が「FSC認証紙」です。
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※FAO(国連食糧農業機関)「Global Forest Resource Assessment 2020」より
認証を受けるには森林の管理体制だけでなく、森林資源が製品として生まれ変わる製造過程や加工過程、さらには流通過程まで厳しくチェックされます。キリングループの紙容器をはじめとする紙製品にプリントされた「森のマーク」は、厳格なルールをクリアした証なのです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
2020年、国内飲料メーカー初!
紙製容器包装を100%「FSC認証紙」に
2020年11月、キリングループの国内飲料会社全てで、FSC認証紙使用率100%を達成しました。
こんなところにも、
あんなところにも認証マーク!
そのほか環境についての取り組みをご紹介します。
2050年に向けて。KIRINの環境取り組みをあらためて振り返る
※内容・登場社員の所属は公開当時のものです